食べ物のなかの放射性物質

できるだけ放射性物質を少なくする食べ方 

 

放射性物質は水や酸に溶けやすい 

処理の仕方は、チェルノブイリ事故などによるデータから、放射性物質が水や酸によく溶け出す性質をうまく利用したものを、自分なりのアイデアも含めてご紹介します。

 

皮をむく、内臓を取り除く

野菜 キャベツなどの葉っぱは何枚かむきます。土の汚れやでこぼこしたところ、虫食いのところは厚くむき、取り除きます。へたやしんなども取り除く。

 

 みつけやさんは→震災以前は、野菜の皮のおいしさもまるごといただいていました。皮の所においしさがつまっているからです。震災後から、2012年は、とりあえず、自分が安心できそうなところから入手して、薄く皮をむいています。2013年からは、どうするかはきめていません。キャベツなどの葉物類は慎重に取り扱っています。外側はなるべく、剝き、よく洗っています。

影響が強いとされる根菜類(汚染地域がつよい場所のもの)は、避けているのが現状です。

 

果物 イチゴやさくらんぼなどの皮をむかないものは水に浸す。

 

みつけやさんは→イチゴはもともと農薬が多いので、自ら買って食べていません。買うとしたら、西の方面の自分がいいと思っているところの果物を買っています。りんごなどは、検査の結果を見ながら、塩水で洗ったり、皮をむいたりして食べるようにしています。野性の果物は食べていません(汚染が強いとされる地域のものなど)。とくに、かんきつ類、キーウイ、木の実類。


魚 魚の皮もむきます。魚の頭、内臓、ヒレ、エラ、うろこ、骨などは取り除いたほうが放射能を少なくすることができます。

 

みつけやさんは→魚に関しては、あまり食べていないのが現状です(いままで震災前ばかり食べていました)。最近は、小魚や海草類は切れてしまったので、自分が安全と思われる地域の物を入手して食べています。

 

よく洗う

 

  野菜・魚 ため水で洗うよりも、流水でよく洗います。

  水よりもお湯のほうがよく落ちるといわれています。

  皮をむいた後も洗います。酢で洗うのもよいそうです。

  作業をしたまな板や包丁も、むいたり切ったりした後は、

  洗います。酢で道具を洗ったりするのもよいかもしれませんね。

 

塩水・酢に漬ける

全部の食材 平均的に23時間くらい塩水に浸すとよいとされています。

     浸した水は捨てます。

 肉・魚 肉は小さく切り(切断した面が多いと溶け出しやすい)

    分けてから浸すのがいい ようです。

     塩水(2%)に一晩浸けます

      もしくは、塩水→酢水(3%)を取り替えながら繰り返すのも有効だそうです。

     また、酢を入れることにより、肉のたんぱく質の流出が防げるといわれています。

 貝 塩水につけて砂抜きしてから流水で洗う。

    アサリやハマグリなどは水煮します。

     味噌汁にする場合は、一度茹でこぼしてから使用したほうがいいようです。

 乾物を水で戻す

   干ししいたけや切り干し大根などの乾物を戻したあとの水も

   再利用しないほうがいいといわれています。    

 

みつけやさんは→実は、まだ貝は買っていません。2012年は、食べないで済むなら食べないでおこうという気持ちです。干しシイタケは、震災前の物があるのでまだ、それを使っています。牛肉は嫌いなのもあるけど、食べていません。


○塩漬け・酢漬け(マリネ) 

野菜 塩漬け 酢漬けにすると放射性物質が少なくなります。漬け汁は捨てます。  

肉 塩漬けにすると放射性物質は少なくなります。

        さらに、塩漬け→塩水に浸す→煮ると7085%減少

             

みつけやさんは→塩麹、野菜やお肉を漬けています。麹には、100種類もの酵素が含まれています。これは、旨みも加わって断然オイシイです。正直、放射能追い出しに役立つかはわからないけど、この酵素の働きでかなり身体を元気にして寄せつけない身体にしてくれるのではと、みつけやさんは思います。

 


 煮る

 

 野菜・きのこ→皮をむいてから塩水でゆでこぼす。煮た水は捨てます。

 

 肉・魚→一度茹でこぼして煮汁を捨てます(肉10から8分。魚2から3分)。

 

みつけやさんは→キノコ類は、肉などの毒消しにもいいので、汚染が少ないと思われる地域のものを入手し、醤油漬け(みりんとしょうゆを沸騰させて少し煮る)にしたりしています。

 

   牛乳の処理・加工

   牛乳は飲まないほうがいいと思いますが、その牛乳をヨーグルトにして、

   水分(乳清・ホエー)を抜くことで、かなり放射性物質が除去されます。

    放射性物質は、油分と行動をともにしないので、バターや、生クリームなどにすると、

   その食品の中の放射性物質の量を少なくすることができます。

 

みつけやさんは→自分なりの判断で、安全圏かなーと思われ場所の牛乳を嗜好品としてたまに取り入れています。生クリームは、牛乳よりは基準甘いかも知れない。頻度にもよるかな。

 

下の図は(財)原子力環境整備センター

「食品の調理加工による放射性核種の除去率」と一部「福島第一原発事故 放射能と栄養」(著:白石久仁雄)を参考にしてみつけやさんが作成しました。

 

原材料

 

調理・加工法

製品

     除去率

ストロンチウム

セシウム

籾米

脱穀

玄米

50%

-

玄米

精米

白米

090%

65%

白米

水洗い

洗米

50%

-

小麦

製粉

精白こむぎ

50~80

-

スパゲティ

煮沸

ゆでたスパゲティ

-

70~80

きゅうり・なす

水洗い

洗ったきゅうり・なす

5060

-

きゅうり・なす

塩水(1%)

塩水で洗ったきゅうり・なす

2060

-

きゅうり

酢漬け

酢漬けきゅうり

-

84%

キャベツ・レタス

酢漬け

酢漬けキャベツ・レタス

3060

-

キャベツ

外葉をむいて水洗い

洗ったキャベツ

3060

-

キャベツ

塩漬け1%

塩漬けしたキャベツ

-

0%

グリーンピース

水洗い

洗ったグリンピース

3060

50%

グリーンピース

酢洗いと煮沸

煮たグリンピース

70%

-

ほうれんそう

水洗い

水洗いしたほうれんそう

6679

4489

ほうれんそう

煮沸

煮たほうれんそう

7090

50%

ブロッコリー

水洗い

洗ったブロッコリー

-

81%

ブロッコリー

煮沸

煮たブロッコリー

-

7090

たまねぎ

皮をむいて水洗いして煮沸

皮をむいてゆでたたまねぎ

37%

-

はるたまねぎ

水洗い

洗ったはるたまねぎ

-

6483

ジャガイモ

皮をむいて水洗いして煮沸

皮をむいてゆでたじゃがいも

-

24%

ジャガイモ

揚げる

揚げたジャガイモ

50%

-

ジャガイモ

生、皮むき

皮をむいたジャガイモ

-

36%

ジャガイモ

皮つきまるごと電子オーブン

皮つき電子レンジをかけたジャガイモ

-

22%

ジャガイモ

皮むきまるごと電子オーブン

皮むき電子レンジをかけたジャガイモ

-

4%

にんじん

生、皮むき

皮をむいたにんじん

-

55%

にんじん

皮をむいて水洗いして煮沸

皮をむいて煮たにんじん

19%

24%

さつまいも(皮)

水洗い、あく抜き

洗ってあくぬき

15%

26%

トマト

塩水(1%)

塩水につけたトマト

2060%

-

トマト

水洗い→スライス

スライスしたトマト

28%

-

トマト

揚げる

揚げたトマト

30%

-

マッシュルーム

非可食部除去

マッシュルーム

1030

50%

マッシュルーム

塩水(2%)煮沸

塩で煮たマッシュルーム

80%

7080

いちご

すすぎ

すすいだいちご

31%

36%

ハーブ

5分間煎じる

お茶

-

3542

牛乳

油脂分離

バター

9699

9699

牛乳

クリーム分離

生クリーム(脂肪分35%

-

94%

牛乳

バター分離

バター

-

99%

牛乳

脱脂乳分離

スキムミルク

-

11%

貝・えび

水洗い

水洗いした貝・えび

1030

-

貝・えび

塩水(3%)

塩水洗いした貝・えび

3070

-

魚(カワマス)

煮沸

煮た魚

-

50%

魚肝臓

油脂分離

肝油

ほぼ100%

ほぼ100%

魚切り身

塩水(4~6%)一晩、水時々変える

塩水につけた魚

-

8799

ホワイトフィッシュ(魚)

塩漬け(塩1:魚3)

塩漬けした魚

-

37%

ホワイトフィッシュ(魚)

塩漬け三倍の水に1回浸す

塩水処理した魚

-

82%

ホワイトフィッシュ(魚)

酢漬け(酢1:魚2)

酢漬けしたさかな

-

48%

2時間塩水小さくきって煮る

塩水につけた肉

-

80%

 

乳製品への移行割合 ↓クリックで拡大します。

乳製品の歩留りと放射性核種の移行割合

*(乳製品のぶどまり)

**(ストロンチウム90/セシウム137/ヨウ素131)放射性核種の移行割合

 

(財)原子力環境整備センター放射性核種の牛乳から乳製品への移行の要約から「乳製品の歩留りと放射性核種の移行割合」