柏ベクミル行ってきた+小金井

昨日は、測定器三昧の日。小金井の市民測定室と柏のベクミルに行ってきました。


まずは朝から、小金井で見学&お話。

小金井の測定室は、1990年に開設。

市民団体「小金井市放射能測定器運営連絡協議会」が、

小金井市が維持管理する放射能測定器を使って、市民から申し込みを受けた食品(無料)、市立保育園・学校の給食食材などの測定をしています。

http://hosyanousokuteishitsu-koganei.jimdo.com/

こちらでは、米国キャンベラ社製のヨウ化ナトリウムシンチレーションディテクタ(検出限界値10ベクレル)を使用。

年三回のメンテナンスを行い、今も稼働中。

タンポポ舎の方もおっしゃってたけど、やっぱり機械というのはずっと続けて使っていかなきゃ壊れてしまう。続けていく、続けて測定していくということが大事だなと思いました。

こちらでは、1日二回(6時間かけて)測定していて、市民からの持込は、週に3回だけだそうです。それだけに、3月まで予約がいっぱいなのだそう。

なんというか、長年測定にかかわってきた人の話を聞くと、測定の勘というのか「はかる目」って大事だなと感じました。と、小金井のほうはここまでにして

 

柏のベクミルに行ってみようということになって行く前日から作業が始まりました。

まず、9:30(ベクミルは前日予約のみ)、ちょっと出遅れ、3回目のトライで予約完了。

そして、わたしが測定したいものは「どんぐり」。

どんぐりの種類は「マテバシイ」。

あく抜きをすると、とてもおいしいどんぐりになるのです。

このマテバシイを粉末状にして、クッキーや生クリームに混ぜると絶品。でも、、、今回は違います。

まず、どんぐりをどうするか。

今までは、蒸したり、煮たりして、殻を剥いだりしていたんですが。蒸したり、煮たりしたら、セシウムが逃げちゃう。ってんで。そんなんだと測定する意味がない。

仲間に相談したら「炒る」のがいい。ということ。で、

早速、100円ショップで買ってきた魚焼き器の上でどんぐり炒って

(煙がたくさん出たのでマスクして作業)

ひとつひとつ殻をペンチで割り、どんぐりの中身を取り出しました。

ここまで、1時間以上かかってしまった。

なにしろ、測定する容器に隙間をあけちゃいかんというので、実そのままをいれると測定できないなんてことになりかねない。

だから、中身を取り出して、ミキサーにかけて、粉末にしなければならなかったんです。

それも350g必要なので、かなり手が指が、痛くなった。

当初、ベクミルの二つの検出器

ドイツ Berthold社製「ベクレルモニターLB200」(980円)と

「γ線スペクトロメーターLB2045」(3980円)の

それぞれに同じ検体をかけようと思ってたので、少なくとも測定するためには、500ccは必要だなと。500ccどんぐりって結構な量なんですよ。。。


柏の空間線量。

うちのシンチくん(DoseRae2)と、仲間のホリバRadiは、車中0.2マイクロをさしていました。うーん。これは高い。

ベクミルは、金物屋?の2階にあって、入るとオープンしたてのオフィスって感じでした。

室内0.08.
計量してから、代々木公園の「マテバシイ」をまず、カリウムとセシウムを区別できるLB2045にかけました。

とっても簡単。

かけてすぐに、スペクトルが反応していて(セシウムの山)、セシウムを検出している数値が出ていました。これって、やっぱり、セシウムだよね?

すると、

斜め後ろのブース(LB2045)から「出なくてよかったですね」という声がしたので振り向いてみると、画面には、「0」の数字が。

測定していたのは柏のお米。

農家の人で、安心したようでした。

 

結果的に、20分計測で、マテバシイの中身のセシウムの数値は41.15Bq/kg。うーん。

やっぱりあるんだよ。殻を含めたら、もっと出たろうなと思った。

終わって、カリウムもはかっちゃう980円のLB200で

おなじマテバシイをはかろうと当初は思ってたんですけど、

測定してみて、なんか同じ検体で(レベル落として)はかるの無駄かもしれないなと思い始めた。

一応、予備に持ってきた、よく利用している公園の砂場の砂を出して測定することに。

すでに仲間がLB200で神社の土や、北新宿付近のマンションの雨どいの土を測定。

雨どいの土は、10000ベクレルを超え、すぐ終了。神社の土はモニターでは、1400Bq ぐらいを表示していました。

わたしがはかった公園の砂は、最終的に「410Bq」 を表示。

このベクレルモニターは、先ほどのLB2045のようにスペクトルは見ることはできません。

単に数字だけが出る。

数字は放射能があれば動くが、ないと全く動かない。

となりの野菜を測定していたおじさんのLB200は全然数値がうごかなかった。

「0」。

みたところ、スーパーの水耕栽培の野菜を刻んでもってきたみたい。

おじさんは、なんだか何にも変化が現れない「0」という値が不満そうだった。

「よかったじゃんよ!」といいたいが。

検出限界20ベクレルだからね。。納得いかないかな。

きっと、わたしも疑ってかかったら、そんな気持ちになるな。

でも、この、モニター、じっとみてると、0でも、10とか数値でたりすることはあるみたい(仲間談)。

でも、食品だし、放射能とはいいきれない。カリウムかもしれないからね。

 

で、表示されたベクレルが、そのまんまのベクレルにはならないのです。

この機械の場合。計算が必要。
表示された数値に各種補正係数を掛けて放射能の値(Bq/kg)を算出http://bq-center.com/bqmil/images/guide/lb200guide.pdf

 

すると砂場の砂表示「410」Bg→ 191Bg/kgでした。
仲間の神社は計算式に当てはめると800Bg/kg


どっちにしろ187ベクレルの野菜(砂だけど)は、わたしは、食べないなって思った。

これは、やっぱり、よくない状態の砂場であることは確かだ。

だって、3.11以前はなかったものが砂場にあるんだよ。多いとか少ないの問題じゃない。半減期30年。

小さい子どもは砂を食べちゃうとき。どうしてもある。

割合とかじゃなくて。こわいなと思う。

ちなみに、これは砂場。毎日子どもたちによって動かされ、混ぜ合わされている。

3.11過ぎからなんど底の砂とかき回されたことか。

つまり、薄まっているのだ。砂場は。たぶん。その辺の土壌とは違うんだよ。たぶん。

セシウムのほとんどは、地表5cmくらいにとどまることはわかっている。砂は混ぜられている。

きっと、まわりの土壌は、もっと出るに違いないと思った。

      最後に、ベクミルで売ってる野菜、LB200(検出限界20Bg/kg)で測定しているんだそうです。「買う人いるんですか?」って聞いてみた。

「いるんです。まとめて買ってく方が」とのこと。

よくわかんない野菜買うよか、測定している野菜を買う時代。

なってきたんだね。。。

わたしは、測定していても。まだその勇気はないな。。。。

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コメント: 1
  • #1

    みか (火曜日, 01 11月 2011 10:45)

    おおー。測定するとハッキリ見える汚染具合。
    ドングリの作業は大変でしたね...ありがとうございます。
    空間を測定すること、物(ブツ)を測定すること、
    測定すればどうするかの選択ができる、踏ん切りがつく。
    近所の地域センターとかに測定器が欲しい!!と強く思いました。